一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ

「先生こそが真に未来をつくることができる」という考えの元、先生たちと共に学び、日本の教育をよりよいものにしていくために、ティーチャーズ・イニシアティブは設立されました。21 世紀型の学びを探求する先生向けのプログラム、「21 世紀ティーチャーズプログラム」を全国の先生に提供しています。

2025年の日本は、人口がいまより600万人減少します。3500万人以上が65歳以上となり、人類が経験したことのない「超・超高齢社会」に突入します。その時、国民の10人に1人が認知症になっているとも言われています。年金などの社会保障費は現在の約120兆円から、150兆円に増えますが、その財源は見通されていません。オリンピック開催をピークに需要が急激に低下し、景気は低迷し、無業者はいまより100万人以上増加し、所得格差も拡大すると予想されています。これから世界では第4時産業革命が起こり、AI、IoTが急速に普及発展し、多くの仕事がロボットに置き換えられると言われています。人々の働き方、生き方も、社会システムも激変していきます。2025年の日本は、これまでとは予想もつかない、厳しい社会に突入することは間違いないようです。

この危機を乗り越えるために必要なものは何でしょうか? 資源のない国、日本の唯一の資源は人ではないでしょうか。しかし、私たちは、この難局を乗り越え、未来を切り拓いていける人材を、本気で育てているのでしょうか? 自らの所得を増やしステイタスを高めるためだけに学歴を獲得するのではなく、ものごとの本質を考える力、未踏の領域にチャレンジする勇気、仲間と共に新しい価値を創造する能力を養い、この難局に立ち向かうべきではないでしょうか? そして、そのような力を身につける学びの場を、すべての国民に提供することが大切なのではないでしょうか? だから今こそ、学校教育の機能と役割を本質的な部分でシフトさせることが必要なのです。私たちは学校教育の可能性をあきらめてはいけません。

日本の教育は今、大きな転換期を迎えています。文部科学省も、知識偏重型から思考力、人間力を育成する教育へと大きく舵を切っています。そして、そのビジョンを実際に実現していくのは、日々生徒に向き合う一人ひとりの先生なのです。世界一忙しい日本の先生が、21世紀型の学び方を身につけ、自ら学び続ける人として教室にあることの効果は計り知れません。先生の意識のシフトが、日本の教室を変え、子供たちを変え、日本の未来を変えていくのです。

「先生こそが真に未来をつくることができる」。先生の成長を社会が本気で応援、支援することで、私たちの未来を変えることが出来ます。是非とも、本団体の設立の趣旨にご賛同いただき、ご支援、ご参画いただきますよう、何とぞよろしくお願いいたします。

一般社団法人 ティーチャーズ・イニシアティブ 会長 米倉 誠一郎

役員一覧

会長: 米倉 誠一郎

法政大学大学院イノベーション・マネジメント研究科 教授/一橋大学イノベーション研究センター 特任教授/日本元気塾 塾長

1953年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。ハーバード大学歴史学博士号取得。 イノベーションを核とした企業の経営戦略、史的研究が専門。 『一橋ビジネスレビュー』編集委員長、アカデミーヒルズ「日本元気塾」塾長。著書に『イノベーターたちの日本史:近代日本の創造的対応』、『2枚目の名刺 未来を変える働き方』、『創発的破壊 未来をつくるイノベーション』、『脱カリスマ時代のリーダー論』、『経営革命の構造』など多数。

理事: 鈴木 寛

東京大学教授/慶應義塾大学教授/文部大臣補佐官/元文部科学副大臣

1964年生まれ。東京大学法学部卒業後、1986年通産省入省。2001年参議院議員初当選(東京都)。 民主党政権では文部科学副大臣を2期務めるなど、 教育、医療、スポーツ・文化を中心に活動。党憲法調査会事務局長、参議院憲法審査会幹事などを歴任。2013年7月の参院選で落選。同年11月、民主党離党。2014年から国立・私立大の正規教員を兼任する。クロス・アポイントメント第1号として東京大学、慶應義塾大学の教授に就任。同年、日本サッカー協会理事。2015年2月から文部科学大臣補佐官を務める。

理事: 児美川 孝一郎

法政大学キャリアデザイン学部教授

1963年生まれ。東京大学教育学部、 東京大学大学院教育学研究科博士課程を経て、 1996年より法政大学に勤務。2007年より現職。専門は、教育学(キャリア教育)。日本教育学会理事、日本キャリアデザイン学会副会長。主著に、『まず教育論から変えよう』(太郎次郎社エデュタス)、 『キャリア教育のウソ』(ちくまプリマー新書)、 『若者はなぜ「就職」できなくなったのか』(日本図書センター)等。

理事: 前野 隆司

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授

1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、 ハーバード大学訪問教授等を経て 現在慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。博士(工学)。 著書に『幸せのメカニズム』(講談社現代新書)、 『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房)など多数。 専門は、システムデザイン・マネジメント学、地域活性化、教育工学、幸福学など。

理事: 宮地 勘司

株式会社 教育と探求社代表取締役

1963年長崎県生まれ。1988年立教大学社会学部卒業。同年、日本経済新聞社入社。2002年、自らの起案により 日本経済新聞社内に教育開発室(現:教育事業本部)を創設し、 新聞資源を活用した教材開発に取り組む。2004年11月、教育と探求社を設立。代表取締役に就任。

アドバイザリー メンバー

団体概要