自治体向け
集合型研修
8ヶ月間の長期研修プログラムを、同じ自治体に所属される複数の教員が参加される用にアレンジしたプログラムです。
先生自らが「主体的・対話的で深い学び」を体験することで、生徒主体の学びの場をつくれるようになることを目指します。
その学びは「問い」と「先生同士の対話」から生まれます。
知識授受にとどまらず、実践を通したアクションラーニングや受講生同士の相互作用から生まれる学びを大切にすることで、プログラムを起点とした学びのコミュニティが生まれ、受講後にも学びが深化、発展していく研修デザインを特徴としています。
同一自治体内で同じ学びを体験した先生が各学校にいらっしゃることで、学校を越えた連携や協働、学び合いが自然と起こっていきます。
より詳しいプログラムの内容や特徴、先生方の変容については書籍「この先を生む人」をぜひお読みください。
参加資格
小学校、中学校、高等学校、特別支援学校
定員
20〜25名程度(新型コロナウイルスの感染防止対策で人数を限定予定)
プログラム
内容
キックオフ合宿
教師になった原点を振り返り、教育の課題と未来を考える
ラーニング・デザイン・セッション
受講者自ら学びをデザインする
ラボセッション
受講者自ら学びをデザインする
ラボワークショップ(実践)
ラボごとに開発したオリジナル・ワークショップのおひろめ・実践
現場での実践
ここまでの学びを活かし、生徒を対象にした授業実践や学校改革、社会に開かれた教育改革などの実践に取り組む
実践の共有・修了式
実践の共有とリフレクション
詳細はお気軽にお問い合わせください。
私自身が話す時間が減り、生徒同士が話したり、調べたり考えたりする時間が増えました。
子どもの力を引き出し、学び合うことを意識した授業がとても増えたと思います。今まで「声」として見つけられていなかったことにも私自身が気づいたり、子どもたちが発してくれるようになったと思います。
ヒントを与えすぎない授業を心がけるようになった。自分が前に立つのではなく、後ろから見守る授業を行うために、事前に生徒のつまずきを予想したり、発問の工夫をしたりした。
今までの当たり前を疑えるようになり、これからのことを考えて授業などを展開したりするようになりました。生徒が変化する前に教師が変化しないといけないという考えも深く持てるようになりました。
学校の中にある様々な活動や取組について、「何のために?」「そのためには?」と問い直す場面が多くなりました。意図や目的をしっかり持ち取り組んでいくことの大切さを学ぶことができました。
私自身の枠に、いく度となく気づかされ、悩み、考えさせられました。でも私自身が考え、悩む中で、新しい発見があり、成長できたと思っていいます。そして、悩みを同僚に相談する中で、和が生まれ、いろんなアイディアがもらえました。どうしても、新しい事を受け入れたり、することには怖さがあります。悩みも増えます。でも、勇気を出して動けば、自分が変わり、周りも変わってくれると感じました。
自分を見つめる機会になった。自らの課題から試行錯誤するようになった。本心で語り合え刺激し合える仲間ができた。
堺市TI/福山市TI ラボ講師
木村泰子先生(大空小学校初代校長)
「子どもは何のために学校に来るの?」こんな問いに初めは正解を見つけながら発言していた「先生」たちが、ラボが進むにつれ「人」として、自分から自分らしく自分の言葉で語りはじめ、学び合う空気が生まれるのです。
まさに、画一的なスーツケースから多様なふろしきに変わっていく学びの場です。
「教えるプロ」から「学びのプロ」に自分をアップデートする楽しさをつかんで、どんな困難も「もはや楽しみそのものです。」と語るみなさんの姿を想像しています。