来たる5月21日(日)、『先生から変えるニッポンの未来』と題し、デジタルハリウッド大学にてシンポジウムを開催いたします。
社会の不透明感が増す中、子どもたちに求められる資質、能力は変わり、必要な教育も大きく変わりはじめています。次期学習指導要領の改訂では、「社会に開かれた教育課程」の実現が謳われており「主体的・対話的で深い学び」の実践が主眼となっています。これらを実践していくのは、学校現場にいる一人ひとりの先生方です。先生自身が、”生涯学び続ける人”として学ぶ歓びを体現し、高い志と誇り、21世紀型の能力を育む教育技術を持って日々の教育実践にあたることが、日本の教育の本質的な向上のために最も必要なことだと私たちは考えています。
ひとりでも多くの先生が21世紀型の学びを実現できるようシフトすることを目的とし、2016年8月から「21世紀ティーチャーズプログラム」を開講しました。第1期には33名の全国の先生方が参加し、約半年間の活動を通じて大きな意識変容と授業力の向上を実現しています。
シンポジウムでは、この第1期「21世紀ティーチャーズプログラム」の受講代表者による活動実践報告と官民それぞれ教育に関わるお立場の方をお招きし、社会変革における教育の機能と教師の役割について広く議論を深めてまいります。
是非、奮ってご参加ください!
<『先生から変えるニッポンの未来』 開催概要>
【日時】 5月21日(日)12:20~17:00 (開場 11:50)
【場所】 デジタルハリウッド大学 駿河台ホール
【定員】 200名
【主催】 一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ
【式次第】
1.開会の挨拶 米倉 誠一郎(ティーチャーズ・イニシアティブ会長、一橋大学名誉教授)
2.キーノートスピーチ
鈴木 寛
(ティーチャーズ・イニシアティブ理事、文部科学大臣補佐官、東京大学教授、慶應義塾大学教授)
3.実践共有
21世紀ティーチャーズプログラムでの学びを活かした授業の実践を1期生3名(小、中、高の先生各1名)より発表いたします。
4.パネルディスカッションⅠ 「21世紀ティーチャーズプログラムを振り返って」
<パネリスト>
21世紀ティーチャーズプログラム1期生より4名、
前野 隆司(ティーチャーズ・イニシアティブ理事、慶應義塾大学教授)
<ファシリテータ>
宮地 勘司(ティーチャーズ・イニシアティブ理事、株式会社教育と探求社 代表取締役)
5.パネルディスカッションⅡ 「先生から変えるニッポンの未来」
<パネリスト>
保坂 展人(世田谷区区長)
常盤木 祐一(文部科学省 初等中等教育局 教育制度改革室 室長)
木村 泰子(独立行政法人教員研修センター評議員、元大空小学校校長)
児美川 孝一郎(ティーチャーズ・イニシアティブ理事、法政大学教授)
<ファシリテータ>
牧野 益巳(総務省 地域協力創造アドバイザー、元日本マイクロソフト社長室室長)
6. ティーチャーズ・イニシアティブ2017年度プログラムの発表