理事の児美川孝一郎とのミーティングを終えた児美川ラボの受講生から、ミーティングでの振り返りや気付きや、どのような話し合いが行われたのかをレポートしていただきます。
第5弾として、10月13日に実施された、児美川ラボミーティング(第1回)についてのレポートを掲載します。
【受講生レポート】ラボミーティング(児美川ラボ編ー第1回)
<初回ラボ打ち合わせの活動内容>
8月に第3期生のキャンプが山梨で行われた。そこで、様々なワークに参加し、自主的、対話的に学ぶことを経験した。今度は参加者側でワークを設計し、実施する。
私たち児美川ラボは、10月初めの土曜日に児美川先生と第1回打ち合わせを行った。リフレクションカードを使った感想から会話が始まった。リフレクションカードのようなツールあると、聞きにくい質問も聞きやすくなる。また、聞くことに徹すると、普段なら見えてこないことが見えてくることも分かった。教室でも、問いかけをしたあとは、じっと待つことが大事なのではないか。生徒に考える時間を与えられるのではないか?さらに、実は良かれと思ってやっていることで、生徒の自主性を阻害しているかもしれない。
そんな会話から、グループワークのアイディアとして、辞めることリストを作り、それに対して、色々なキャラで反応し、グループのメンバー間でキャラの入れ替えをしながら多面的に考えることができるかもしれない。ワークの設計が一歩前に進んだような気がする。
<初回ラボ打ち合わせの感想や気づき>
児美川ラボで初めての児美川先生を交えての打合せ
今回の打合せから思ったのは、子どもって無限大だなということ。良い意味でそんなことまで考えてるんだって感じた。
そして、子どもが大人になるとそう感じにくくなっちゃうこと。悪い意味でそんなことまで考えてるの?って思えちゃうこと。
大人って何かと言い訳が上手いなと思う。阻害要因をどこからでも見つけてくる。
やっぱりそこを超えてかないとやりたいことはできないんじゃないかなって思ったし、新たなものは見つけられないだろうと思う。
今回のラボで出てきた「素材」をどう調理していくのか、そもそもどういう風にしていきたいのか、タイムリミットがあるだけにちょっと焦ることもあるだろうが、やるからにはおもしろいことしたいし、とことん取り組みたいなと思う。阻害要因を気にせずに。
ラボのメンバーとティーチャーズイニシアティブのメンバーと話してるとそう思えてくるから不思議なところだ。
(【受講生レポート】文:21世紀ティーチャーズプログラム第3期児美川ラボ)