理事の宮地勘司とのミーティングを終えた宮地ラボの受講生から、
ミーティングでの振り返りや気付きや、どのような話し合いが行われたのかをレポートしていただきます。
第4弾として、10月6日に実施された、宮地ラボミーティング(第1回)についてのレポートを掲載します。
【受講生レポート】ラボミーティング(宮地ラボ編ー第1回)
10月6日(土)の午後から、第1回の宮地ラボを行いました。
ワークショップについては、メンバーで1度も話し合っていなかったので、まさにゼロからのスタートでした。
学校での業務を進めるなかで課題に感じていること、どうなってほしいのかなど意見交換を行うなかでワークショップのコンセプトと大まかな流れが決まりました。
参加者からは、以下のような感想がありました。
- 対話を重ねて悩んで何かを生み出すプロセスが面白かったです。行き詰った時は、少し違う方向を向くだけでアイデアが出てくることが分かりました。それを乗り越えると一体感が生まれる事も分かり、学級経営に生かせる内容でした。
- アイデアが浮かばない時間は、授業づくりにおいても一番苦しいところですが、少しのスパイスと他者との対話でそれを打破できたことが楽しかったです。最後に他の方に提案するものを自分も体験できたのもよかったと思います。やはり、自分で体感してみることは大切だと感じました。
- 最初はどうしていったらいいか不安が大きかったですが、1つ決まっていったらその後どんどんアイデアが浮かんでいったのがすごくて、面白かったです。悩んだときは色んな人で考えるのがとても大事と改めて感じました。
- どんなワークショップになるのか想像もつかないまま、今回のラボを迎えました。メンバーで意見を出し合いワークショップの骨組みが決まりましたが、正直に言うと、何が正解なのかわからないまま「進むべき方向はこれで良いのか」という不安もありました。しかし、後になって考えると、これこそが「生成的な学び」なんだと気づきました。ついつい答えを求めてしまう癖があるのだと自覚しました。今後、ワークショップをつくっていくにあたり、意図をどうデザインに落としこんでいくのか、体験を通してスキルを学んでいきたいと思います。
(【受講生レポート】文:堺市デベロップメントプログラム 宮地ラボ)